ほなぼち夫妻、セカンドライフ始めたい

ほなぼち夫妻、セカンドライフ始めたい

アラサーのほなぼち夫妻が、夢のセカンドライフを目指して、修行(プログラミング、カメラ、洋裁とか)に励む日々を送っています。そんな記録。

3月11日東日本大震災を考える、あの日を忘れないために/地震の初動対応について

ぼちです。
 
もうすぐ、東日本大震災が起きて8年になります。
その後、熊本地震北海道胆振東部地震など規模の大きな地震が多くの地域で発生しました。
 
日本では、地震だけでなく、多くの災害が起きています。
 
すでに、防災のために活動されている方がたくさんいらっしゃいます。
今さら遅すぎると思われる方もいるかもしれませんが、この8年間地震や防災について考えてきました。
 
ブログを始めたからこそ伝えられる事があるのではないかと思い記事にしたいと思います。
 

東日本大震災の体験談

 
あの時の揺れを忘れたことはありません。
 
8年前の3月11日14時46分。
私は家族と出かけており、関東のとある駅のホームにいました。
 
乗ろうとした電車の扉が目の前で閉まり、
その直後、ガンガンと金属が揺れているような音がしたんです。
 
“えぇ?なにこの音?”と思い、音のする方を見上げると、全く足元は揺れていないのに、ホームの天井の電気設備が揺れていました。
 
地震!?”と思い、急いで階段を降りていき、早く外に出ようと思った時に、激しく揺れ始めました。
私は、改札に手をつき体を支えました。
歩いていた人は、皆立ち止まり、こけないように立っているだけで精一杯でした。
 
ぶら下がっている時計は今にも落ちそうなぐらい激しく前後に揺れ動き、天井や防煙ガラスはひび割れ落下してきました。
 
すごく長い間、揺れを感じていました。
この時、多くの建物が崩壊したニュージーランド地震(2011年2月22日発生)の映像が鮮明に思い出されました。
“この駅も壊れる”と思い、今までに感じたことのない恐怖を感じました。
 
揺れが収まり、急いで外に出ました。
携帯では電話はつながらず、
公衆電話に並んで、家族に安否を伝えました。
 
この時は、自分がいている場所が震源地だと思っていましたが、実際は震度5弱の地域でした。
 
地震にあった場所は、大きな駅の一つ隣の駅であり、
電車は動いていなかったので、
とりあえず、歩いて大きな駅に行きました。
 
 
まず休めるところを探さなくてはと思い、辺りを見渡した時、ふとホテルが目につきました。
ホテルのカフェで、今後食べれないことを考えて、腹ごしらえをしました。
幸い、電気もガスも水道も動いていたので、情報収集やトイレに困ることがありませんでした。
 
ホテルの宿泊は一気に満室になってしまったため、カフェを開放し、毛布の提供をしてくれました。
 
 一晩をこのホテルで過ごしました。
夜は、ずっと揺れ続け、眠ることもできず怖かったことを覚えています。
 
あの日の夜はとても寒く、駅の封鎖された改札の前にすわる人、コンビニの中に座り込む人…多くの人々が行く場所なく夜を過ごしました。
 
翌朝、電車は動いておらず、タクシーを待つ列は長蛇になりました。
家に帰る為に2時間弱、タクシーを待ち続けました。
無事タクシーに乗り、幸い大きな揺れに合うことなく家に帰ることができました。
 
今となっては、ホテルの場所も覚えていません。しかし、不安な一晩を過ごすことができたのもホテルの方々の助けがあったからです。本当に感謝しきれません。
 

あの日の経験から...

外出時での地震に遭遇した時、取るべき行動をまとめました。

*あくまで個人の考えです。必ずしも正しいとは限りません。状況により取るべき行動は異なります。

[ 揺れを感じたら]

「頭を保護する」といわれますが、駅構内にいた人で頭を保護できている人はほとんどいなかったと思います。激しい揺れでは自分の体を支えるのに手一杯でした。

ただ、頭が一番大事なのは確かです!

揺れが大きいと、焦ってしまい動けません。

他のことは考えず、頭だけを全力で守りましょう。

[ 揺れが収まったら ]
人の多いところで待機・情報収集

当時はガラケーが主流でした。ネットを見るという発想もなく、ガラケーのテレビでニュースを見て情報収集しました。その後は、ホテルのエントランスに設置されたテレビで情報収集することができました。

人が多いところは情報量も多く、かつ災害時は不安になるので、できるだけ人のいる場所で待機するのが良いと思います。

ただ、人が混雑しているところは避けてください。将棋倒しなどの被害が発生する可能性があります。

現金の確保

私が被災して、はじめにATMで現金をおろしました。ホテルの宿泊やタクシーなどに現金が必要になると考えたからです。災害時は、電子マネーが利用できくなる場合もあります。タクシーは、クレジットカード対応をしていないこともあります。

今後は、キャッシュレス社会が主流になっていくと思われますので、現金の確保が必要か否かは分かりません。ただ、災害時に備え、一定の現金の保有は必要であると思います。

食料の調達

災害が発生する事で、公共交通機関が滞ります。むやみに待つのではなく、まず腹ごしらえをしてください。確実に、コンビニの食料品はなくなります。災害規模が大きくなればなるほど公共交通機関の再開は遅れます。実際、関東周辺では、翌日の朝方まで再開に時間がかかりました。腹が減っては戦はできぬです!!

モバイルバッテリーを常時携帯する
災害時は、情報収集が必須です!!スマートフォンの充電は大切に!!
  

今後の取り組み

 
実際に地震を体験したことで、防災の必要性を切実に感じました。
私なりに行っている防災をまとめて行きたいと思います。
 
備えあれば憂いなしです。