目指せ100着作成計画 04.サロペット『小さな子どもの手づくり服』/初心者へオススメする洋裁道具シリーズ第三弾”ループ返し”
ぼちです。
ハンドメイド計画『目指せ100着作成』の4着目です!
初心者へオススメする洋裁道具シリーズは第三弾!今回の服では使用していませんが、ループ返しの魅力について語りたいと思います!
作成した服
・サロペット
新垣美穂著書「小さな子どもの手づくり服」から
サロペットを作成しました。
こちらの記事の写真と同じ服に見えますが、こちらは以前作成した同じ本の中のオーバーオールです。
サロペットとオーバーオール、名前が違いますが、着丈の違いだけです。
サロペットは、股下あき仕様なので、オムツ期の子には最適です。
オーバーオールと同じ生地で作成しました。
・サイズ80
(左:今回作成のサイズ80、右:以前作成のサイズ90)
使用した生地
生地の森 洗いこまれたコットンキャンバス50cm単位布 綿 無地 厚手 おしゃれ
- ジャンル: 生地・布
- ショップ: 生地の森(ファブリック・クロス)
- 価格: 626円
・洗いこまれたコットンキャンバス
色はワインレッドを使用しました。
大人用のボトムスを作成するために購入した生地でしたが、使われずずっと残っていたので、子供服に変身しました。
透け感はなく、厚みのある生地なので小さい子供には硬すぎるかと思いましたが、ぜんぜんそんなことないです!
キャンバス地を洗い込むことで、しっかりとした生地感の中にふっくらとした柔らかさのある生地です。
ジャケットやボトムスの大人服だけでなく子供服に最適です。
オールシーズン着れる生地です。
キャンバスとは…
太い糸を用いた厚ての平織物(経糸と緯糸を交互させて織る織物)。
強度と密度に優れています。
・素材 綿100%
・購入店:生地の森
生地の森はどの生地も質が高く、本当にオススメです。
今回の生地は価格も高くないないので、しっかりとしたボトムスを作ってみたい方はぜひチェックしてみてください。
生地の森は、こちらの記事の服でも使っています。
初心者へオススメする洋裁道具シリーズ 第三弾
(初心者の方へ)
私が使ってみてオススメする洋裁道具シリーズです!
今回紹介するのは…
「ループ返し」
今回の服ではループ返しを使う出番はないのですが、目指せ100着作成の2着目で紹介した「折り紙ブラウス」でループを使っています。
そもそもループとは…
洋裁では布ループという言葉がでてきますが、「布でできた紐」のことを言います。
紐というだけあって、細いので、中表に縫った布を表に返す作業がとても難しいんです。
ループ返しを使わなくても、表に返す方法があります。 こんな感じにループを表に返します。
ただ!!
この方法慣れていないととても難しい!!
私は慣れる前に諦めました。初めてこの方法でした時、この作業だけで1日終わるんじゃないかと言うぐらい時間がかかったんです…
しかも!!
できあがったループがボロボロ…あんなに長い時間かけたのに…
何か、いい方法がないかと悩んだ時、「ループ返し」に出会いました。
ループ返しの説明をしてくれているyoutubeをみて、使い方を頭に入れてから、いざ使ってみると…
スルスルスル〜〜っとループが表に返りました!!感動…!!
これを買わない手はないです!!
【ループ返しを使うポイントを紹介!】
①
ループに使う布は、少し長め、幅も広めに用意して下さい。
洋裁のループは、ボタンをつける紐としてよく使われます。
長さは、5㎝ほど、幅が3㎝ほどあれば十分なのですが、長さが短く、幅も狭いと縫いにくいです。
縫ったあとに、規定の幅にカットすれば、オッケーです。
②
ループの先は斜めにカットする
まっすぐカットしてもできますが、斜めにカットした方が、表に返りやすいです。
針と糸を使ってもなかな表に返らない方、
少しでもループ返しの時間を短縮したい方、
ぜひループ返しを試してみて下さい!!
ここが苦手…でした
肩紐が表に返らない…
ループ返しの魅力を語った後に書く話で恐縮ですが、サロペットの肩紐にループ返しが通用せず… なのに、表に返さないといけない。
なぜ、ループ返しが通用しないかというと…
- 肩紐が太くて、ループ返しが細すぎる
- そもそも、ループ返しを使う時は、紐は筒状になっていて、両端は空いていなければ使えない、多分…
今回の肩紐は、片端が閉じています。
長く太い紐で、片端が閉じている紐をどのようにして表に返せばいいのか…
ちなみに、オーバーオールを作った時は、目打ちをつかってチマチマ表に返しました…
とても時間かかったので、今回はどうしても避けたかったんです。
いろいろ試行錯誤して…
(結局時間を費やす羽目に…
ただ今後のことを考えて簡単に表に返す方法を見つけ出したかった…)
思いついたのが閉じている片端を内側に少しだけ凹ませ、凹んだところに割り箸をいれ、割り箸をpush!
表の部分がでてきたら、勢いよくpull!
(言葉では難しいので詳しい説明は省略します。)
正解かどうか分かりませんが、短時間で表に返すことはできました。
股下布が曲線でうまくつかない
股下布はバイヤス方向に切っているので、伸縮するのですが、曲線の股下につけるのが難しい。
股下布が上手く曲線を描いてくれませんでした。
今回の生地が少し硬めというのも原因の一つだと思われます。
どうにか、股下布をつけることができましたが、正解かどうかがわかりません…
話は違いますが…
作り方には、“股下布に接着芯を貼る”と記載されています。
ただ、今回使用した生地は硬めなので、接着芯なしで使用してみました。
スナップボタンをつけても生地が縒れることもありませんでした。
硬めの生地で作成する場合は、接着芯をつけなくても大丈夫です。
4着目のまとめは以上になります!