ほなぼち夫妻、セカンドライフ始めたい

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アラサーのほなぼち夫妻が、夢のセカンドライフを目指して、修行(プログラミング、カメラ、洋裁とか)に励む日々を送っています。そんな記録。

目指せ100着作成計画 07.フレンチ袖のサックワンピース『着心地のよい、暮らしの服』/水通し・地直しの方法とは?必要性とは?

目指せ100着作成計画 07.フレンチ袖のサックワンピース『着心地のよい、暮らしの服』/水通し・地直しの方法とは?必要性とは?

ぼちです。

ハンドメイド計画『目指せ100着シリーズ』の7着目です!
今回は、知人に、“ぜひ、ワンピースを作って欲しい!”と嬉しいお願いをされたので、大人服のワンピースを作成しました。

はじめて服を作る方、買った生地の水通し・地直しって分かりますか?
私は、全く分かりませんでした…
初心者にとって水通し・地直しは難しくて、よく分からないんです。
水通し・地直しの方法は?
本当に必要なの?
というところも踏まえて紹介したいと思います。

作成した服

・フレンチ袖のサックワンピース
美濃羽まゆみ著書「着心地のよい、暮らしの服」からフレンチ袖のサックワンピースを作成しました。
フレンチ袖?
サックワンピース?
難しい洋裁用語がでてきました。

フレンチ袖とは…
袖付けの切り替えがなく、身頃から続いてカットされた袖のこと
袖丈は、軽く肩をおおう程度です。
肩が見え過ぎず、涼しく着れる夏服におすすめの袖です。

サックワンピースとは…
サック(sack)は、袋という意味で、袋型のようにゆるやかでゆったりしたシルエットのワンピースのこと

これからの暑い夏の季節に一枚で着ることができ、かつ、上品なワンピースです。

・サイズM

使用した生地

目指せ100着作成計画 07.フレンチ袖のサックワンピース『着心地のよい、暮らしの服』/水通し・地直しの方法とは?必要性とは?

・分かりません…
手芸店で購入しましたが、オンラインストアでの販売はしておらず…
生地名が分かりませんでした。

手芸店で購入した場合、生地名や素材など分からなくなります。
生地名や素材をメモしておく必要がありますね。
洗濯方法の参考にもなります。

・購入店:ユザワヤ
大手手芸店です。こちらの生地で紹介しています。

honabochi.hateblo.jp

買った生地の水通し・地直しの方法は?必要性は?

はじめにも書きましたが、初心者の方“水通し・地直し”って分かりますか?
いろいろの洋裁本に、服を作り始める前の作業として、方法を書かれていることがあります。

ただ、はじめて服を作ろうと思ったとき、水通し・地直しという難しい洋裁用語で、まず足踏みしてしまうんです。

水通し

地づめの方法の一つ。
地づめとは、洗濯すると縮む生地(綿、麻、薄手ウール、絹など)をあらかじめ布地を縮ませること。

【水通しの方法】
①布地を水に充分つけて1時間ほどおく
布は、洗濯機に水をはって、つけておくとよい!
布地は小さくたたむと、水が通りにくいので、大きくたたむとよい!

②絞らずに乾かし(軽く脱水してもオッケー)、布目を直しながらアイロンをかける
生乾きがよい!
(私は、初めて乾かした時、カラっカラに乾いていて、布目が直らない…ってなりました…)

地直し

①地づめした布地の縦、横の布目が整っているか確認する
生地を裂いてみたり、
横糸を一本抜いてみたり(抜くの難しい…)、
抜けない時は、横糸を引っ張ると生地が縒れるので、布目が歪んでいるか確認できます。

②布目が整っていない場合は、歪みと反対方向に引っ張ってアイロンで整える



このような作業は、早くミシンで縫いたいのに!!
いつになったら縫えるのか…と思うぐらい時間がかかります。

しかし、

出来上がった服が縮んでしまった…
出来上がった服を洗濯したら、色落ちして他に移ってしまった…
柄がズレ過ぎて、綺麗に縫い合わせれない…

なんてことが起きてしまいます。
時間は、かかりますが必要な作業の1つです。

ただ、私的には、全ての生地にする必要はないと思います。
目が詰まっている生地もあります。
水通しをする前に、生地の端を少し切って、水につけて布の性質を確認するのもいいと思います。

私が、今回使用した生地は、地直しが本当に必要な作業だと改めて感じました。
柄の入っている生地で、元から歪んでいるのが明らかだったからです。

初心者には、本当に大変な作業ですが、やってみると素敵な服が出来上がります!

ここが苦手…でした

柄を合わせるのが大変でした

目指せ100着作成計画 07.フレンチ袖のサックワンピース『着心地のよい、暮らしの服』/水通し・地直しの方法とは?必要性とは?

今回使用した生地は、格子状に柄が入っていました。
無地の布を使う際は、あまり生地の歪みを考えて服は作っていませんでした。

ただ、今回は、生地に柄があるし、知人に着てもらう服だし…
生地の歪みを無くし、柄を丁寧に合わせる必要がありました。
何度も生地を縦横に引っ張り、アイロンで整えて直しました。

後ろ中心で縫い合わせる後ろ身頃は、綺麗に柄が合いました。
ただ、右脇が…少しずれてしまいました…申し訳ない…

おそらく、袖ぐりをバイアステープで始末する際に、前身頃側と後ろ身頃側にズレが生じてしまったのだと思います。
脇を縫うまで、そのズレが柄のズレに影響するとは思いませんでした…

柄の生地を使って作成する方、バイアステープの工程の際に柄のズレに気をつけてください。

スリットの切り込みの加減が難しい

今回作成したワンピースの両脇の裾にスリットがあります。
今回作成したスリットは初めての方法でした…プレゼントの服で初めての方法…緊張しました。

“p.71
9.スリットと裾を縫う
〜②裾をできあがりで表に折り、三角に縫う
③縫い代をカットし、切り込みを入れて表に返す”


この切り込みが難しい。
切り込みが浅いと、表に返すと生地が縒れます。
切り込みが深いと、縫い糸を切ってしまいます。これだけは、絶対にしてはいけない!!

縫い糸手前の生地の糸を1,2本残すぐらいのぎりぎりまでカットすれば、生地が縒れることもなく綺麗に表に返りました。

7着目のまとめは以上になります!